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最近、そうなるべきならすでにそうなっているという感覚に落ち着くようになった。ここ数ヶ月の仕事の変化はいい意味で想定外で、去年の今頃からは想像できなかった。忙しいけど楽しくて、疲れるけど疲れない。振り返ると、2017年〜2020年は、変化を拒んでいたわたしに気づかせるような出来事しかなかった。常に前に出ていくことを恐れて、自分を前に出したら終わりだ、表現しても無駄だと諦めていたから、ドカン!と気づかせる何かが必要だったのだと思う。当時のわたしは、日々見せられるサインを無視して、必死に抵抗していた。抵抗していたからか、右も左も前も後ろもドラマだらけ。1つの放送が終わると、別の放送が始まった。仕事はこなしていたけど、心から楽しめていなかった。ドラマは場所を離れてからも続いて、終わったかなと思うと、それを本当に理解したかどうかのテストが来て(後からテストだったと気づいた)、そのテストに落ちてしまった。落ちてから少し経って、いい加減、気付きなさい!と病気になって、そこで逆らうことをやめた。死んでしまうかもしれない・・と思うところまでいってしまったから逆らう気力がなくなってしまった。この出来事のおかげで、最初のサインで気付いて方向を正すのが一番スムーズだと心から理解することができた。病気は治ったけど、元々持っていた症状は今も治療中。今年は静かなだけじゃなくてドラマもない。人生はとてもわかりやすい。遠回り感満載だけど、自分にわからせるためにはこれが一番の近道だったんだろうなと思う。