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誰もが自分の為に生きることができる。生きる為にこの場所にいる。もしも自分以外から受け継いだ考えに違和感があるのなら、いつでも手放すことができる。誰かがなってほしい自分になる必要はない。自分の為に生きることが怖いからと、何かにしがみついて自分を見ないようにすればするほど、頭が喜び、心が泣く。人に認められたいからと人目を引く前に、自分で自分で認めよう。どんなに不器用でも、どんなに弱くても、それもかけがいのない自分なのだから。不安から急かす頭の声と、心配するなよ、と優しい心の声。どんな時も自分と対峙することを恐れずに。