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巷がクリスマスモードな中、ポテチを食べながらぼーっとしている。クリスマスイヴやクリスマスは、海の日と同じくらい印象が薄いので、いつものように起きて、出かけて、食べて、眠るだけ。この時期の空気は独特で祝い事が苦手なわたしにとっては違和感しかない。お茶を飲みながら読書をするのが至福の時。お気に入りは玄米茶。2016年の終わりまで2週間を切っているから、振り返りモードに入っているのだけど、喜怒哀楽のオンパレードだったなぁ。1つ言えるのは、去年よりは確実にいい年だったということ。 (まだ終わってないけど) 去年は心のあちこちに穴が空いていて、それなりの生活をしていたのにも関わらず、常にもやもやが消えなかった。

今年はそのもやもやが一気に吹き出して、どうにでもなれ状態になった。上がったり下がったり、真ん中で行ったり来たりを繰り返した1年だった。表に出たものが多すぎたのだと思う。今まで上手く隠してきたものが腐敗したのか、すべて上に出てきた。聞いてねぇよ!となったけど、作ったのはわたしでした、みたいな。少し前に読んだ本の中で印象に残った言葉がある。「あなたがあなた自身に対して作っている思い込みほど、あなたの可能性を狭めるものはない」思わず思い込みリストを作ったよね。まぁ出てくる、出てくる。どんだけ縛ってんだよって。

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無音の空間でしか気づけないことがある。何も聞こえないけど、感じることはできる。今月は気づきが多い。これまで見ないようにしていたこと、聞いたふりをしていたことが次々と降ってきて、わたしに目を覚ませ、と言っているようだ。月の初めと今では感じ方がまるで違う。きっと曇っていることを忘れていたのだと思う。曇っていないと自信たっぷりに言っていたけど、実際は垢だらけだった。だからこそ、慣れそうになると変化を作ってきたのにね。垢だらけな自分を見て、涙が出たし、なんで気づかなかったのかなって思った。いやぁ、年内に気づけてよかった。来年は綺麗な鏡で迎えられそう。

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冬、眠る季節。蓄えて、備える季節。10マス進んで、9マス戻るくらいで行こう。考えてみれば今までずっと10マス進んで、さらに10マス進むみたいなことを繰り返していたわ。進むことだけがいいわけじゃないのよね。戻って、休憩してもいいのよ。誰と戦ってるわけでもないし。戦うってすごく強い言葉だね。戦闘モードになる必要なんてないのにさ。物事を完璧にこなしたいという一部のわたしが前面に出ると、あぁ、始まった・・・となる。そのわたしは物事が下り坂の時にしゃしゃっと出てきて、”完璧”からは程遠い場所にいる現在のわたしを責める。今に始まったことじゃないにしろ悲しくなる。わかってるんだけどね、悪気がないこと。