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今の会社から離れるまでもう少し。これまで働いた会社の中で一番ハードで、一番体にきたけど、一番楽しい会社だった。これまで同様、上司と同僚にも恵まれて、今日まで来ることができた。何度も上司が変わったことで、その度に言葉にならない気持ちになったけども、一番最初の上司が面接官じゃなかったら、ここまで来れなかった。これもタイミングで、あの時にチームを率いていたのが彼だったからこそ、わたしを採用してくれて、信じてくれて、一緒に働くことができた。短い間だけでも、本格的に勉強しながら働けたことは今後の財産になると思う。そう思うと日々感じていたストレスも、悔しい気持ちも、泣け叫びたい気持ちも、自分が嫌いになりそうな気持ちも、ちっぽけなものに思える。気持ちは常に流動的で、自分の中から外に流れて、それが他の人を通して、自分に返ってくる。自分の中に溜め込めることができないほどの気持ちを感じながら仕事に励んだのはこれが初めてで、だからこそ得るものも大きかった。そして一番感じた感情は、「悔しさ」だった。最後まで頑張るぞ。