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気が落ち着かない日々の中で、時間を止めるように木々の中へ向かう。目の前の景色が目まぐるしく変化していると、その流れにつられそうになる。そんな時はいつも決まって人との出会いがあり、焦るわたしの肩に手を添えてくれる。この世の中は実に不思議だ。自信を失いそうになっていると、その自信に火をつける人が現れる。相手がどう思っているのかはわからないけれど、人との関係は常に循環していて、その循環の中で自分を保ちながらも共存している実感がある。周りとの関係によって、色んな角度から自分を見ている感覚があって、それまでの自分が自分でなくなる感覚がある。自分だと思っている自分から抜け出す感覚は一体どのようなものなのだろうか。人は少なからず自分が作った自分という姿に縛られているのかもしれない。考えるとキリがないのだけど、自分が自分だと思える姿に重なった時の感覚は言葉にできないくらい素晴らしいものなのかな、なんて。今日はつい考えたくなる材料がザーッと降ってきた日だった。明日も頑張ろう。