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手元にあるもの、本、服、その他もろもろ。今に生きる自分、過去を思い出させるものたちと未来を待ち遠しくさせるものたち。本も、小物も、思っている以上に必要ではない。あったら嬉しい、けど無くても生きていける。その隙間に魅了されて様々なものを集めていた時期もあった。ある時から吟味して買い物をすることを意識するようになって、欲しいものと必要なものの境界線を引くほうへシフトしていった。そうして気づいたのは、物が少ないと掃除が楽しくなるということ。部屋も散らからないので、一石二鳥。何をどこに置いたかを把握できているのでとても心地いい。1つ1つを大切に、末永く。