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11月後半。ジムを始めた。なぜか行かなければという衝動に駆られて気づいたら受付カウンターの前。目の前に大きな変化が迫っている時の感覚はすごく怖いもので、何が起きるかはわからないのだけど、時の流れとともにそれが迫って来ていることを感じる。変化が嫌いなくせに、変化を欲しがるこの性格が自分でも嫌になるわ。本当は嫌いではなくて、人生の軸のように変化という文字がドカンと陣取っているくらい好きなんだろうな。変化しないとつまらないじゃないか、という自分と、もういい加減安心したいという自分が日々入れ替わっているような感じ。結果、わたしのこれまでの人生は変化ばかりで、それらの変化の中でひたすらもがいている自分と、それを楽しんでいる自分がいる。落ち着いているように見えるだけで、内面では常に葛藤している。今もまさにその変化の真っ只中にいて、目の前のことをこなすのが精一杯。毎晩きちんと眠れていることが唯一の救い。