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新しい考えを自分の中に落とし込むよりも、古い考えを捨てるほうが難しい。その考えと過ごした時間が長ければ長いほど、捨てるのに時間がかかる。だけどその考えの元となった現象が意味を持たず、中立的な立場にあるとしたらどうだろう?現象自体に意味はなく、すべてが自分の捉え方によるとしたら、なぜ自分がそのような考え・思いを抱くようになったのかを掘り下げることができないだろうか。悲しみや苦しみが自分の為の学びだと思えた時に初めて目の前の景色が変わるのだと思う。人生は自分に対して起こっているのではなく、自分の為に起こっているのだ。レールに乗っかっていて、早く降りたいと言うのではなく、そもそもなぜレールに乗っかっているのか、降りようと思えばいつでも降りれるのに、なぜ降りないのか。一度だけの人生、誰かの為でなく、自分の為に生きよう。