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8月。内側が休まっていると、外側も穏やか。すべては繋がっているのかもしれない。雑音がない場所で過ごしていると、生きているという当たり前の感覚が呼び起こされる気がする。1日として同じ日はないからこそ、日々の中で感じる喜びを大切にしながら過ごしたい。どんなに辛いことがあっても、そこから学びを見つけて次に活かすことができれば、生きることがとても楽になる。現象の良し悪しではなく、そこから何を感じて、何を学んだかのほうに重きを置くことが生きている目的なのだと思う。つい外側の世界の忙しさに心を奪われ、内側の世界をないがしろにしそうになるけども、自分の心は自分以外の誰のものでもない。水やりくらい自分でしよう。

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今日は久しぶりの外出。帰りにサンドイッチが食べたくなったので食パンとハムを買った。つい最近までは、パンを焼いて、マヨネーズとマスタードを塗って、きゅうりとトマトを切って、ハムを乗せることを面倒に感じてしまい、コンビニの冷たいサンドイッチに手が伸びていた。味噌汁も具を切って入れて、味噌を溶かして、ダシを入れるだけなのに、インスタントの味噌汁に手が伸びていた。コンビニのサンドイッチも、インスタントの味噌汁も美味しいけど、そればかりだと味気のない生活になって、キッチンが寂しそうにしていることにも気づかないくらい余裕がなかった。あともう少しだけこのゆったりとした生活を楽しんで、次の仕事に備えようと思う。

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人の繋がりに感謝した夜だった。人の繋がりのおかげで日々どれだけ助けられているかわからない。自分が思う自分と周りが思う自分の印象には開きがあって、自分では弱点としか思えないことも周りから見ると強みに見えていたりするから不思議だ。人を元気づけることは簡単にできるのに、その逆となると上手くできない。そんな時に周りのみんなに助けてもらえるのは本当にありがたい。1つ1つの関係を大切にすることで別の縁に繋がって、それまでは見えなかった景色が見えるようになることほど嬉しいことはない。人と話すのが苦手で人をいつも怖がっていた小さい頃のわたしからしたら想像できない日々を過ごしている。あの頃は世界が憎くて、早くいなくなってしまいたいと思っていたのに、今はすごく楽しい。これからも出会いを大切にして生きていこうと思う。